オーナーの依頼は、STDタイプのサイレンサーで、というのみで、それ以外はおまかせでという製作でした。排気デバイスをワイヤー部から取り外す為、低速の抜けが心配でしたので、細目のパイプ類で製作しています。結果として、まったく中低速の抜けもなく、このZX-10R本来のポテンシャルがでたような感じです。ノーマルではとても乗りやすく、素直なエンジンという感じでしたが、マフラーを交換したことで、やはりカワサキらしい、荒々しい、ものすごいパワーエンジンに変わった感じです。　　　
（STD:11.68ｋｇ　→　クォーター製　フルチタン：3.44ｋｇ）