クォーターの“ボヤキ”のページ
![]()
クォーターの “ボヤキ”
ワンオフマフラー/カスタムに潜む光と影編
| オンリーワンのワンオフマフラー! オーナーの思い・イメージを形にした車体の中でも一際脚光を浴びる存在感のあるパーツ。それゆえに、デザイ ンの妥協は命取りになる。とにかくまず理想の形を作れないかと考える、それから一つずつ現実にもどっていく 、影に・・・・。 オーナーは光を、オレは影を と思っている。 今オレは、クラックと戦っている。999RサイレンサーとSRX400の子供用ソフトバンクホークス応援メガホンにク ラックが入る。 999Rは、デテール作り変えを含めて7回程入庫、そのたびに対策をして良くなっていっているが、次に弱い所 が出現してクラックが入る。そもそもワークスタイプサイレンサーは、メジャーメーカーが一度は出荷してはみた ものの全滅している。原因は、999Rのすごい振動と、Rの排気爆発振動と999Rより硬くなったRフレームと思 われます。 さすがに、7回目くらいになると自信もなくなりめげそうになる。そういう時には、イタリアン的な頭の、鈴鹿の、 N社長に相談電話する 返事は、N社長: 『オレなんか、ビュ○○用を50本作って50本ワレたで〜、直して納めたで〜 1本だろ!? 』 オレ: 『そっ!』 N社長: 『・・・・』 えっもう終わり、 早やっ!! 板を0.2o厚くし、リブを立てて、強いステンリベットに変え振動数を変える為、サイレンサーバンド部に400gステ ンレスウエイトをのせて小さい振動を大きな振動に変えてみる。 これでいざ勝負だ!! SRXは、オーナーの意向もあって、削り出しで作ることにした。すごく大きなアルミの丸棒から旋盤で削っていく 。どうなることやら、重くなるのでサイレンサーステーも強く作り変えることになる。 原因は、二重管にしたので 、熱膨張の差で内側の板が縮んでしまってクラックが入るようだ。 トラブルはキツイけど、オーナーがあきらめていない限り やる。 オーナーも理解してくれているので心のトラブルはない。 怒られることはない。 一緒にパーツと向き合っている感じがとても嬉しい。 だから影になれる、光にあたれば必ず影ができる ものよ!!(涼しい〜 じゃないよ!!) トラブル(クレーム)はありがたいと思っている。 クレームは一般的に嫌がる(受ける側は)。 オレは、クレーム を言ってくれるのは、オーナーがクォーターのこと まだ見切っていないんだと思っている。言ってくれるうちはまだありがたい。 クレームを直す一番の工具は、 『こんなもんよ!!』 どっかで聞いたことない!?・・・・ これ言っちゃダメ だと思う。逃げてると思う!まっ他の所のことはどうでもいいけどネ。 クレームから覚えたことばかりだよ、“トライ &エラー” って聞いたことあるよね、それさ! クレームは“技術の宝の山”なのだ。 今日もハイリスクパーツを作るスゴミのあるカスタムマシンのオーナーと、オレ自身の為に・・・! しかし、削り出しメガホンは面倒くさいよね、SRXオーナーの友人T君がいい案を出してくれた。 T君: 『音はすでに消えているので、本物の応援メガホンを溶けないように加工して付けましょう!!』 と。 なかなかいいネ!! |


クォーターの “ボヤキ”
MV アグスタ F4−1000 AGO ワンオフ チタンEX 製作編
タンブリーニって、どんな人なんだろう〜??
F−4 AGOのエキパイ製作だ。『まっ なんだかんだ言ったって国産と同じような(GSXR−1000)感じで作る
か〜♪』と、カウルを外してみて、エキパイが、なんか絡みあっとう感じで、あ〜今回もまたやってしもうた、安請
け合い!!と思った! よーく、エキパイを見ると、大きなラジエターを冷やす2個のファンが、エキパイを右・左・
前と誘導している、しかもロアカウルのダクトのスリットが#1 #4 のエキパイに当たる為、内側&後方にエキ
パイを逃がしている。これは、マフラーよりカウルのデザインの方が偉いと思える瞬間でした。(やはり、タンブリ
ーニは、キビシー!!)
実際に曲げてみると、頭の中をちゃんとイタリアンにしなしと、パイプのライン出しが出来ない!すぐにファンに接
触したり、となりのパイプの行き場がなくなったりで、理解不能になりそうだったが・・・ そこでいい考えを思い
ついて、『そうだ、パスタを食べて・・・・』と思ったが、自分で“アホか!” と思いなおし、コツコツと切っては曲げ
曲げては溶接で作ることにした。 結果 とてもうまくいった。
イタリアンのF4のマフラー製作のコツ その1、全パイプの曲げは意味のあるRで曲げること。 その2、エキパ
イは、タンブリーニがデザインしていないと思われるので、まず、スペース探しをする。 その3、エンジンの下か
らステップサイドは、とても狭い穴からやっと抜け出れて、広々とした草原のようにスペースがあるのでここで気
持を立て直す! その4、サイレンサーは今回依頼に入っていないので考えないこと(なんか、もうサイレンサ
ーのこと ブツブツ言っているよ、オーナー!!)
以上!!
流速を落とさずに製作したので、レスポンスは変わらず、チタンサウンドが出て、とてもキレのよい音に変わり、
オーナーからも ◎ いただき(別にアイスクリームとお茶もいただき)
ホッとしている。
なんたって、アグスタだからな〜イタリアンだから・・・・・・! オイラ MADE IN JAPAN・・・・・・???
クォーターの “ボヤキ”
スペシャル GSX1135S 刀 製作編
クォーターはオモチャ屋さん・・・?
“カスタムは、1/1スケールのプラモデルみたいなもんだ!”
フォークはブラックオーリンズ、ホイルはJB-2、ステム・・・、スイングアーム・・・など、パーツをまず選んで、全体は黒という、“リアルメタルモデル”が、スタートだった。打ち合わせに4ヶ月で、実作業は3ヶ月ぐらいで出来た。早いか遅いかはどちらでもいいが、ヤツは実作業の3ヶ月間と同じ時期にメキシコに出張に行っていた、『ゆっくり行っとけ〜』と見送って、ボチボチ作業をやっとくかと思ったら、厄介なことにメールというものがあった。ヤツがメキシコに行っている感じがしない。またメールがきた、10質問書いてある、しかも写真付き!! 実際に店に来てやりとりをするより指示が早い、回答は、写真付きでリアルタイム!! 全然サボれないやんけ〜。
3ヶ月は、アッという間に来た、ヤツが帰ってくる、深夜まで作業が続く、今日も『ジェット ストリーム〜♪』がFMから流れてきた、帰ろうっと!
このカタナは、ほぼ100%(ノーマルは、ミッションとクラッチとクランクのみ)の加工・パーツ・リメイクをしている。80%ヤツのワガママで出来ている、とにかく黒にする。エンジンも黒のために、フルO/Hとチューニングしたようなもんだ。フレームも黒にするついでに補強? かも しれない? 補強は1135Rタイプにした。ここからオレの残り20%の分野さ!! ヤツは知らないと思うが、こだわったね、ここは!! まず、補強材(角パイプ)をカットしてフレームに合わせるが、ほとんどすきまなしで合わせるんだ。“何でかって?” よく聞いてくれた!! 溶接は引っ張られて歪むんだ、すきまの方へ、だからピッタリにしておけば、歪みはほとんどなしよ! でもピッタリ合わせに時間がかかる、2oでも3oでも5oでもあいていても溶接は出来るし、してしまったら、すきまは何oあいていたというのはわからなくなるんだ!!だからピンキリなんだ、2、3倍の時間の違いがあると思うよ! ピッタリにすると、ほとんど溶接棒を使用しないでいいのだ、0.8o溶接棒をTIGで溶接していく、とても強くて歪まない(低温で溶接する)リアルメタルモデル用溶接さ!! わかる?!ビートの細さ!!
塗装は、サイドワインダーに担当(田宮☆☆じゃない) してもらった。フレームは紛体だ、福岡にもあるんだ。ブラストは2回して、ブラックパウダー塗装をした、あとは、エンジンはSOHCにシリンダーを送って、塗装して組むだけさ。 外装も、サイドワインダーに即行で仕上げてもらった。(助かったよ 大石く〜ん!)
ほとんどをクォーターで(ステム・Fキャリパーサポートは社外品)作ったから簡単だよ!!プラモデルに毛が生えたようなもんだ、走らなければね! 走るよ、200kmは出ると想定して作るんだよ、リアルメタルモデルはね!!
終盤はセットUPさ、 みんなが実車を見たときの5倍 写真で見たときの10倍はセットUPが大変なんだ、パーツがノーマルじゃなければ、カスタムパーツとカスタムパーツの拒絶反応が起きるんだ、大変な副作用が出るよ。それを一つ一つ直していくのさ、(気にしない人は、『こんなもん!!』 ですむと思うが・・・・) 何も無いときもあるけど、逆に心配になるよ! 走れるようになっても完成じゃないんだ、それからまたセットUP 20回近く(150kmくらい)テスト走行した、チェックしてOKで、ヤツに渡すのさ。
よく“大変だったでしょう?” って聞かれるけど、ヤツの指示と財布が一番大変だったと思うよ、それと、1135R・・・と言われるが、ヤツの頭の中のカタナなんだ、プラモデルだったら、こんな風に いや 100%のカタナを作ると思うよ。ちゃんと走るというリアルメタルモデルの中では、ほぼ100%のカタナで、オレは製作の手足に(口を出さなければもっとよかったと、ヤツは思っている 絶対・・・) なっただけさ!! ヤツには信頼してくれて、ありがとうだね とても楽しかったよ、1/1モデルは・・・・!!

![]() |
☆フィリー バーニーズマウンテンドッグ 8歳 女の子 この犬だけは、ほんと、辛い気持を癒してくれてます!! 行き詰まった時、長期戦の製作には “必須パートナー”です。 (体重40キロ 室内犬) |
クォーターの “ボヤキ”
SRX400 ワンオフマフラー製作編
SRX400を“なめとったーーー!!” と思った
オーナーは、ニコニコと控えめの人に見えた・・・。
本題のマフラーの要望を聞いても遠慮しているようにみえたので、「好きなように絵とか写真を持参してもいいよ。」と言ったら、
『キターッ!!』 絵には、ブレーキペダルの下に“子供用ソフトバンクホークス応援メガホン”みたいなのがチョコンと付いとるだけヤンケー〜! (写真も持参でボクサーデザインサイレンサーだった)
オーナーは、一言 「ノーマルのイメージを大事にしたかったからー」 それと、先輩が、「何でも作ってくれるから、好きなイメージを持って行くように」 と言われたから・・・・・。 と (この先輩とはダレや・・・)そうやネ!好きなようにと、オレ言ったよな。しまった・・バイクは音が出るよな〜。 このままじゃラッパと同じで、増音器になってしまう、間違いなく福岡一うるさいSRX400になるな!
仕方ない、サイレンサーをどこかに作らなくてはならなくなり、迂回して裏にもっていくことにしようと思っていたところに、рェあり、
『BOX状のサイレンサーはイヤです。』 そうだよネェ〜 オレもおかしいと思ったよ・・・ やはり難度ウルトラC級に・・・
それで、輪切パイプの中に曲がったパンチングを入れるという形の、今まで作ったことのないサイレンサーができたのだ。
(ウールが飛ばないように細目の金網をパンチングに巻いている)
子供用ソフトバンクホークス応援メガホンデテール(本当は、ボクサーデザインデテール)は、アルミ板をテーパーに2本丸めて、リングを溶接して、研磨して、『子供用ソフトバンクホークス応援メガホンタイプ アルミスラッシュカットデテールが』 完成さ。
オーナーや先輩や外野の連中は、アルミスラッシュカットデテール(やっと言えた!)や輪切りサイレンサーが“スゴイスゴイ”と、言ってくれるが、オレ的には、エキパイだな。とてもデリケートで繊細な曲がり・・・・・わかるかなー・・・ わかんないだろうなー。まぁパワーも上がったし、音も消音されたし、よかったよ。
感想は本人に聞いてくれよ。 (オーナーのコメント)
クォーターの “ボヤキ”
DUCATI 999S 製作編
あれは、お客との約束だった。『いずれ、999 ワークスと同じマフラーは市販されますよね・・・?もし出なかったときは作ってくださいよ!!』と言って、新車を買ってくれました。待てども、待てども 『出ね〜よ、ワークスタイプ〜〜!!!』 じゃ、作ります・・・・約束は守らなくては。
えーっと、どんな形かなと雑誌クラブマン2冊から、エキパイの取り回しと、サイレンサーのデザインをみて、愕然=@(無理無理、絶対無理、こんなの作ってたら体こわす) 心の中でささやきが聞こえた・・・・。後悔・後悔!! しかし、約束は約束・・・ブツブツ・・・
でっ! いざ作ることに・・・まずはオーナーの絶対に譲れないポイントその1〜その5(結局ほぼ全部じゃん) サイレンサー・・・・〜!!
同じようにと・・・。 ハイハイわかりました、それじゃエンド部ですね、あれはフチを曲げないと出来ませんので簡単なプレス型を作り、フチを曲げて排気口キャップ(エンドキャップ)が完成しました。
そして、べんとう箱のようなサイレンサーの外パイプを3本ローラーで、すこーしづつ曲げ、センターを溶接して中にテールランプ用の補強パイプを入れ、ハイ出来上がり!!
エキパイは、曲がるところは手曲げ、小さなRは輪切曲げを平均時速 5pのペースで進んで出来上がりよ。あと空力と見た目がよいように、テールライトカバーをアルミでBOX状に作って、ヒートガードをアルミで板金して、終わりさっ。
だいたいテールパイプの所(右ステップとスイングアームの間)には、1本しか入らないとこに、60.5Φと54.0Φを通さなければ進めず、クリアランス 2o〜3oの連発・・・ でなんとか出来た。出来たのをみたら、われながら感激 “カッコイイ!!“
出来上がりをみたオーナーの第一声、 “オーツ スゲーツ!!本当にできたんですね〜・・・”
オーナーの情熱・こだわりが、こういう形になったと思う(笑)!!・・・
やっぱり、オーナーの気持って大切なんだなぁ〜
